今日の1枚:なし (・・・ということは・・・)
最終日、偶然の出会いのおかげでギリギリで駆け込んだオーロラツアー。ピックアップは20時。数台のスーパージープがホテルの前にやって来る。
予約の名前を告げると、この車じゃない、と。3台目でヒット、が、スペルを電話口で説明したせいか、名前が微妙に違うが、「うん、ほぼ正解、オッケー」といわれる。オーストラリアでもそうだけどアクセントの強い発音をする国は、名前をスペルで説明すると、AとかEとかIとかが違ったり多く記載されることがある。今回は、母音の数がやたらと多かった。ネイティブが説明してもこうなのね、なら今後安心だわ(笑)。
スーパージープに客7名+運転手。みんな防寒フル装備で定員いっぱい乗車なのでギュウギュウ。でもいいんだ。こういうひとたちとツアーに出たかったんだから。
ガソリンタンドで他の車と集結して、6台でスタート。私はお金を払っていなかったので、この待ち合わせの間にカードで支払う。ここでドライバーがカメラチェック。明かりもなく、冷たい場所でカメラの設定をいじるのは大変だし、だからといって灯りを使うのは大迷惑なので、運転手がみんなのカメラをチェック。フラッシュは切ってあるか、マニュアル設定にしてあるか、シャッタースピードは適切か、自動でとる人は夜景モードにしてあるか、などなど。
さあ、ここからツアーが本格的にスタート。他の車のベテランガイドが無線を使って全車にノリノリでガイドを中継する。「今日は、ちょっと風はあるけど絶好の天気、残念なことにほぼ満月で明るいけど、99.9パーセントオーロラがみれるぜ~」。アイスランド人はシャイだと思っていたんだけど、どうもこの人だけは違うらしい(笑)。
車は、ソルスモルクのツアーなんか目にならないくらいの山道を結構なスピードでガンガン登っていく。必死で前の席をつかんで体を支える。ほどなく、到着。
ん?ずいぶん明るい場所だけど、と思ったらレイキャビクの夜景を一望できる高台の場所。うわ、やっぱり風が強い、この旅初めてニット帽と手袋を着用。蛍光灯中心の日本と違い、白熱灯中心のオレンジのあたたかい光のレイキャビクの街を見下ろす。
車は、また悪路をガンガンとばし、オーロラ観測ポイントへ。 一面の雪。空にはたくさんの星。ここは一体どこなのだろう、ほかの星にいるような気分になる。
そう、こういう場所でオーロラ観測がしたかった。ロケーション最高。
準備中は車についているライトを煌々と照らしてくれているので、さっさと場所を確保し、三脚を立て、準備完了。このツアー、みんな本気。
準備が終わると、一斉に車のライトを消す。真っ暗になるのかと思いきや、とても明るい。月の光だ。ほかに明かりは何もないのに、月明かりがこんなに明るいとは。新月を選んで来ることができたなら、もっともっと完璧なシチュエーションに違いない。
しばらく待つ。
オーロラ担当ガイドが写真を撮る。
「ちぇっdisappointedだな」
え??あなたいま、disappointedって言った??
何もうつらなかったらしい。たぶん、彼はこの段階で、あの方向に何もなければ今日のオーロラはダメだ、とわかっているに違いない・・・・。
20分くらい待っただろうか、またカメラを構える。
ものすごくうっすら線が写っている。一応、これ、オーロラなんだけどね・・・といいながら、また「がっかりだ・・・」連発。ツアー客より、ガイドの方ががっかりしている(笑)。
時間切れとなり、集合してオーロラのお話をきいて、終了。
オーロラ担当ガイドとしても、一体なんで今日こんなにバッチリなのに見えないのか、不思議で仕方がないといった様子。ま、それが自然現象ということよねー。
これだけ晴れてて、これだけの場所に来て、ここで見えなかった。とても残念だけど、でも悔いは残らない。
大体アラスカでもオーロラ日和だったのに見れなかったってことは、きっとあんまり縁がないんだ。
ホテルまで送ってもらい、解散。このツアーも、オーロラが見えなければ翌日フリーでもう一度のツアーだったようで、「明日も来るか?」と聞かれるが、帰るのよぉ・・・残念ながら行けません・・・
***このツアーはsuperjeep.is 社主催。日本人は一人もいませんでしたが、FACEBOOKやtwitterで情報交換をしている人々にとっては、他のツアーじゃお話しにならない、オーロラ見るならこれじゃなきゃ、というツアーのようでした。一人14500ISK。アイスランドでオーロラを見たくて、撮りたくて、自力ではちょっと不安、という方には超お勧めのツアーです。ただ、観光はオーロラ中心で、屋内でオーロラを心行くまで見ていたい、と思う方にはイエローナイフとか、シルバーホース、アラスカをお勧めします。***
帰って仮眠をとり、オーロラのことは忘れ(笑)、朝、4時30分出発。前日にホテルのフロントで空港までいく「フライバス」乗り場までのピックアップバスを予約しておいた。これはレイキャビクエクスカーション社の催行だが、IE社とシステムは同じ。空港について、さっさとチェックインして朝食。 名残惜しいので、またもホットドッグを食べる。あ、やっぱり甘めの茶色いソースがかかってる・・・。
早朝からビール。
レイキャビク ケフラヴィーク空港は、早朝便が多いので、朝早くてもお店もやってるし、にぎわいもあるし、ビールのんでても全く浮かなくてありがたい(赤ワインガンガンのんでるひともいたし)。 時間があったので空港で土産を物色。ちゃんとアイスランド産お菓子コーナーとかあって気が利いてるんだけど、あまりおいしくなさそうだなぁ・・・、と思いながら滝がプリントされたチョコと、溶岩チョコを買う。
すごい、溶岩チョコ、個別包装されてる!!グラム表示ですが、10数個入ってる。
OPALはフリスクみたいなミント。IRMAのミントもそうだけど、パッケージが缶で素敵なので自分用に買い。
(ちなみに。LAVAチョコはお世辞にもおいしいチョコではないけど、海外で、観光のポイントがプリントされてて、かつ個別包装なんて滅多にお目にかかれない。でも・・・おいしくない(笑))
FI204 朝8時、レイキャビクを出発。フライトは満員。帰りの飛行機で、オットともう一度リベンジをするかどうか話し合う。私はもう充分派です~・・・。防寒着もいずれ使える日が来るよ、うん。 3時間のフライトのあと、コペンハーゲンで乗り継ぎ、4時間弱。またホットドッグを食べる。アイスランドエアの有料機内食にチャレンジしてもよかったのだけど、どうしてもデンマークで別のタイプのホットドックが食べたくなったので空港まで我慢我慢。
2011年、また2ヵ月も経過していないのに、人生で一番でホットドック食べた1年決定。
あ、茶色いソースがないぞっということに気づく。そういえばどこにいっても宣伝があった66°も、どこにいっても売ってたスキ―ルもまったくどこにもなくて(あたりまえだけど)、ちょっと悲しくなる。
とかなんとか、アイスランド好きをアピールしつつも、確実においしいお土産がないと私めの評価にかかわるので(笑)、コペンハーゲンのチョコレートハウスで安牌のお土産も買う。ベルギー製でもかまわんのじゃ。
荷物はアイスランドからスルーで成田に行くし、アイスランドで入念に荷物を調べられたあとは、乗り継ぎでの手荷物検査はなし。でも急ぐのはいやなので、早めにゲートへ歩いていたときのこと。 あれ?この人知ってるんですけど・・・
っていうか、こんな目立たないとこでなにしてんの?
っていうか、ふつうこういうのってすごいしょぼい感が否めないのに、このレプリカは、ほら、ほんものがなんというかあれなんで、あんまりなんかがっかりしないというかなんというか・・・
オット「ここで充分だったんじゃないのぉ?(にやり)」
ワタシ「いや、そんなことは・・・」 コペンハーゲン発15時40分。SK983 で成田に向かう。。帰りの機内食もこれまたいちいちオシャレで感動。オリーブオイルのスティックタイプって・・・。
11時間のフライトを経て成田へ。楽しかった旅も終わり。
さ、次はどこに行こうか、旅が終われば次の旅の企画、自由に羽ばたくぞ。
来週アイスランドへ一人旅
オーロラを見に行きますが、こんなブログを書いていて下さっていてありがとうございます!と言いたいです
私もI.E.社のツアーを申し込んでいたのですが、早速キャンセルし、superjeep.isさんへ予約し直した次第です
行く前にわかって本当に良かったです
ありがとうございました♪
ちなみに私も地元のスーパーマーケットとコンビニは必ず寄ります(^-^)
投稿情報: カチナ | 2012年2 月 5日 (日) 05:21
★カチナさん♪
はじめまして。コメントありがとうございます。一人旅ですか、いいですね~。今年はなにやら世界各地でオーロラ出まくりみたいですから、アイスランドでも見れるといいですね!
ブログに書いてないんですが、オーロラ見たあとに、なにやら魚を大量に干している場所に寄ったりするので、トイレに行けない時間がちょっと長いです、それだけ気をつけてください。
お天気に恵まれますように!よい旅を♪
投稿情報: Avislibera | 2012年2 月 6日 (月) 05:42
またまた貴重な情報をありがとうございます♪
では水分控えて参加します
重ね重ねありがとうございました(^-^)/
投稿情報: カチナ | 2012年2 月 7日 (火) 23:41
★カチナさん♪
いえいえ、私も随分知らないかたの情報に助けられましたから、自分も誰かのお役にたてれば嬉しいです。自分のことのように天気が気になってますよ・・・。
投稿情報: Avislibera | 2012年2 月10日 (金) 06:46