KYOSUKE HIMURO GIG AT TOKYO DOME 2011.6.12
人生、後悔なく生きてきたと思っていたけど、たった一つ、どうしてやらなかったんだろう、と後悔していたことがあった。それは初期からBOOWYを聞いていたのに、BOOWYのライブになぜか一度も足を運ばなかったこと。
布袋ファンでもなく、氷室ファンでもなく、 BOOWYが好きだった。だからちょっと今回の氷室だけっていうのには考えるところはあったのだけど、まあ、どうせ2月も5月も布袋がやるBOOWYに喜んでるんだしこれを逃したらもう二度とないかも。人様から笑われるほどくじ運が悪いので、今度すべての運と引き換えてもいいから、と神様にお願いして抽選に申し込んだ。・・・ら、あたった。
本田毅も、DAITAも頑張ってたけど、やっぱりね、やっぱりもう何度も何度も繰り返しBOOWYの映像を見た人間にとっては、ああ、このソロでは布袋が仁王立ちで、とかここは布袋が跳ねてて、とか、どうしても想い出があるわけで、幸い5月20日の布袋の代々木体育館ではアリーナのとってもいい席で布袋の指まで見える場所だったので、その時の記憶を重ね合わせながら見てしまいました。
今回のライブはどの曲も凄くって、まあ最初から最後までもう全力で盛り上がってしまって、特にPlastic Bombなんて気が狂うくらいに恰好よかった。でも、恰好よければよいほど、ああ、でも、これが布袋のギターだったら・・・と、やっぱり思ってしまって、慌てて、いやいや、そうじゃないと何度もかき消す(笑)。
震災のチャリティのライブだったのに、最初の黙とう 以外は震災のことを忘れて楽しんでしまった自分がいて、ちょっと反省しつつ、このパワーをなんとか震災復興に向けるのだ、と強く思う今日でした。ああ、でも昨日の余韻が全然抜けない。ありがとう、氷室京介。あなたはやっぱりいつまでもいつまでも格好いい。
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