大湯温泉 友家ホテル 部屋からの眺め ----2011年1月----
スノーブーツ合宿、なんて考えてみたものの、さすがにお金もないので、なるべく近場で15000円以下の宿を探した。近場といっても雪がなければお話にならないし、遠くて飛行機を使うとなると吹雪で行けない、帰れない、じゃ困る。ということで、新潟の大湯温泉に決定。
以前からストーカーチックに熟読していて密かに大ファンの蕨屋次郎さんのお勧めの宿がここ、大湯温泉にある。うちの車は冬仕様ではないので、新幹線とバスを乗り継いで大湯温泉へ。大宮から浦佐まで新幹線で1時間ほど。そして浦佐駅からは冬季の土日祝は大湯温泉まで無料の周遊バスが出ているという。この太っ腹ぶりは角栄さんのおかげよね・・・・なんて浦佐駅の角栄銅像みながら思いをはせる・・・。
本来なら車で30分程度で行けるところだが(とはいってもバスは別の駅から、1時間に1本あるかないか)、を1時間20分ほどかけて周る。おばちゃんガイド付き。途中日本のミケランジェロ「石川雲蝶」の作品が見られる寺で休憩があったり(圧巻。拝観料300円で別料金だけど)、道の駅で休憩があったりしてプチ観光も楽しめるという、初めて訪れる我々には本当にありがたい。
こちらの宿、私にとってはサービスも丁寧すぎず、でも一生懸命な感じは伝わってくる、料理も背伸びせず、変な創作などせず地のものをおいしくたべさせてくれようとする姿勢、改装していない部分は確かに古いけれど、リフォームされている部屋はとても綺麗に改装されていて、窓から見える川の雪景色もとても素晴らしい、など、とても居心地がよい宿でした。貸切風呂も無料で回数制限なし、これで15,000円以下ってコストパフォーマンス素晴らしいと思う。
ぬるいと酷評されていたお風呂、たしかに貸切の内風呂はぬるめでしたが、庭園風呂に関しては、むしろ熱いくらい。夕食前までやってい修繕工事で何かが変わったのかしら??。
コメントで口を揃えて「どんびきする」といわれるボロい外観を超楽しみに行ったのに、な、な、なんと、雪に埋もれて古さが全く分からずでした。夜目、遠目、傘の中、「雪の下」って感じかはたまた、色の白いは七難隠すか(笑。 旅する前は特にこの旅について書くつもりはなかったのだけど、帰りに浦佐駅近くで食べたランチも激うまで、なんだか合宿どころかなにもかもが非常にうまくいった楽しい温泉1泊旅行になってしまったので、ちょっと書きとめておくことに・・・。しかし、一生分雪みたかも(笑。