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TAIPEI101 --2009年7月--誰にもとめられない衝動。
真下に駆け込んで、高い建造物を仁王立ちで見上げる。その圧倒的な存在感に大笑いしたい。なんでこんな高いもん作っちゃったんだろう、って。馬鹿だなーって。でも、すげー!!って、その、アジア編。いつかこのビルから花火が噴射されている姿を生でみたい。さすがにそのときは下には入れてもらえないだろうけど。
群馬県 碓氷第三橋梁 (重要文化財) --2008年11月--煉瓦造りの建造物にめっぽう弱い。その代表。群馬県安中市の碓氷峠にある4連アーチ橋、通称めがね橋。全長91メートル、高さ31メートル。使われている煉瓦は200万個以上。圧巻の建造物。「スキ」の基準、下から見上げて「よくこんなもん造ったな」と、笑いがこみ上げてくるかどうか。
糸魚川市 フォッサマグナパーク --2009年10月--境目。振りかえってみれば10代と20代、20代と30代はまったく違った。白い絵の具に1滴ずつ黒い絵の具を足していく。最初は白。あるときから灰色っぽい白、灰色、そして黒っぽい灰色、黒。連続していると気がつかないのだけど、いつからか、どこからか、確実に境を超える。アラフォーって、人生におけるフォッサマグナな感じかな、と勝手に想像してみたりした去年の誕生日。フォッサマグナ ラテン語で「大きな溝」
宍道湖 2006年10月旅先で驚くこと。とてもきれいな景色なのに、見ている人がほとんどいない。きっと、いつもそこにあるものだから。夕陽や山、川、大きな青空・・・自然が当たり前にとけこんでいる暮らしをとてもうらやましく思う今日この頃。そこで育った人の心の底には、いつもそれがあるから。
Synesthesiaという特殊な知覚を持つ知人がいる。日本語では共感覚。数字を色のイメージで認識するらしい。「今日から私何色?」「赤紫、ワインレッドって言った方がいいかな」赤紫の1年。今回こそ頑張って書き続けてみようと思う。
(追記)夜、赤ワインを飲んでいたらしいその知人から連絡があった。「ごめんごめん、ワインレッドは濃すぎる、ファンタグレープぐらい」・・・どうもありがとう。