Volcano national park(ハワイ島) ----2010年2月----
霧島山の新燃岳が噴火した。もくもくとわきあがる噴煙を見ながら、灰が降り注ぎ、噴火の恐怖で地元の人たちは大変だろうとテレビのインタビューを見ていたら、「噴煙があがっているのが、櫻島じゃなくってびっくりよぉ」と・・・。え?驚くのそれ?さすが、噴火が日常の暮らしとともにある人たちは違う・・・。
しかし、時間がたつにつれいろいろな場所で様々な形で被害が明らかになってきているようで、ただただこれ以上被害が広がらないことを祈りつつ、地球は活動してるんだよなと改めて人間は地球に間借りしているだけなんだと思う。
噴火を見ていると、ハワイ島を思い出す。いまもキラウエア火山は噴火活動を続けていて、ハワイ島の暮らしは火山とともにある。 カラパナという地区に行けば海に溶岩流が流れ込むオーシャンエントリーが見れるし、ヘリコプターに乗れば今まさに流れ出ているどろどろ溶岩を上空から見ることができる。昨年訪れた際は、火山活動が弱い時期で、よーくみないとわからない、チロチロチロ、くらいの小川の流れみたいなものだったけど。コマーシャルで使われているような、ドカーン、ドロドロドローを想像していくと、ちょっと拍子抜け。でも、もし本当にそんなのだったら、観光してる場合じゃないもんね・・・。
Nationarl Volcano Parkで、プシューっと蒸気が上がる場所が見れるけど、小さいころから箱根だ雲仙だ、別府だと「地獄」を見慣れてる日本人にとっては、これは、「へー」程度のもの(笑)。スケールはもちろんハワイ島が大きいし、これはたくさんある公園の見どころの小さなOne of themだからいいんだけど、意外に日本もすごいんじゃん、と思ったりしたのでした。
ここに行って以来、もう一度ここに来たいという気持ちと、また大島の火山博物館に行きたくなったりして、以前からうっすら気づいていた自分を形成する二大要素、「lava flow萌え」っぷりが盛りあがっております。もう一つの要素は、いずれそのうち。